IPOで当選というと需要申告だけが着目されていますが、実は購入申込をしなければ、実際にIPO株を購入できません。
当たり前のようですが、当選してもIPOが買えないとはで書いたように、その購入申込をしないばかりに、購入できないこともあります。
おさらいすると、IPOの取引は以下のように進みます。
上場を決定。目論見書を発行して想定価格が決まる。
ブックビルディング(需要申告)を仮条件で開始。
需要申告をする。
ブックビルディング終了。
公募価格を決定。
当選を決める。
購入申込を開始。
購入申込をする。
購入申込を終了。
上場。
このうちの、青が私達がすることです。つまり、需要申告と、(当選をしたら)購入申込をするのです。あとは、上場日からいつか、その株を売ればいいのです。
ただし、上の順番はほとんどの証券会社の場合ですが、中にはBB後期の証券会社もあります。具体的には、コスモ証券(ネット)、楽天証券、松井証券、カブドットコム証券などで、その場合には、当選が需要申告では決まりません。
BB後期の場合は購入申込が、他の証券会社の需要申告のように当選をもらうために必要な手続きです。そしてBB後期では当選をしたら、自動的にIPO株を購入されます。
また、初値予想値がより上場日に近くなりますので、より正確な予想値が出ますから、公募割れの可能性があれば、購入申込を控えればいいのです。購入申込はしなくてもペナルティはありません。