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どうして株を公開する

株式会社とは、必要な資金を証券を発行して集めます。株主になる人が出資して証券(株)を買います。

始めは限られた人だけが株を買っていますが、その会社を上場すると誰でもその株を買えるようになります。これがIPO(新規公開株)です。

どうして上場をするかというと、株を発行して増資すれば資金が調達できますから、企業の経営にとっては、借金よりも増資の方が都合がいい場合がしばしばあります。

また、借金を借りたり、取引をする時に、会社の信用度が大事になりますね。上場しているというと、それはある程度信用できると思われます。特に、東証1部上場というと、お見合いの時に、確かな人だと言われたりします。

上場すると、IPOの公募価格はそれまでの価格よりも高くなることが多いですから、それまで株を持っていた人は、その株を売ればかなりお金を儲けられます。例えば、CSKの上場した時に社員持株会で株を買っていた社員が、上場で億万長者になったという話がありますね。

さらに、会社が人気があれば、上場しても株価は上がります。これで、オーナーは巨額の富を得ることができます。アメリカのビルゲイツは、マイクロソフトの株で財産を作りました。


ただ、いずれ企業は株を公開するものだと思っていたら、必ずしもそうではありません。株を公開すると、他の会社に買収されたりすることがありますし、最近は株主もいろいろとうるさいですから、苦労も多いようです。

ですから、サントリーのように大きな会社でも上場していない会社はありますし、また一度上場した会社をマネジメント・バイアウト(MBO、経営陣買収)といって、会社の経営陣などが自社の株式を譲り受けたりしてオーナー経営者として独立することもあります。
すかいらーくやサンスターなどが、MBOの例です。


上場するのには、取引所などが定める上場基準を満たし、上場審査に合格しなければなりません。上場基準では、会社の時価総額や収益額などが定められていますが、株主の株も規定があるので、新株発行による株主の増加も求められていることが多いです。

例えば、

          上場時の株主数
   東証1部    2,200人以上
   東証2部      800人以上
   マザーズ      300人以上

 

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